2022年2月21日

細かいところまで決められる注文住宅

投稿者: select

私は、注文住宅で家を建てて暮らすことになったのですが、家作りに関する知識を持たないまま家作りに参加することになり、工務店の方との打ち合わせの時には驚くことばかりでした。

今まで、当たり前だと思っていたことまで決めることになり、後から「事前にもっと考えておけばよかったな」ということが多かったです。

注文住宅で自由に決められるのは間取りや壁紙などだけでなく、家の中のすべてのことが自由になります。

私たちが家作りを進めていく中で、間取りなどがすべて決まり、扉の種類を決めるという段階になったとき、部屋に鍵をつけるかどうかということを決めることになりました。

工務店の担当の方からは、トイレは鍵付きが一般的ですが、それ以外では洗面所、二階の子ども部屋とが鍵をつけるかどうか考えておいてください。

といわれ、はじめは洗面所も子ども部屋も扉は鍵付きのタイプにしようかと思ったのですが、工務店の担当の方からは、子ども部屋は鍵をつけてしまうと親が入れなくなってしまうので、鍵はつけないほうがいいかもしれませんとアドバイスをもらいました。

確かに、自分の部屋で自分の空間を作ってもらうことは大切ですが、子どもが思春期になり親が部屋に入りにくいという状況を作ると親から見えない部分が多くなってしまうと感じました。

なので、我が家では洗面所には来客があったときに安心してもらえるようになどを考えて鍵付きの扉にして、二階の子ども部屋には鍵をつけませんでした。

注文住宅では、このように細かいところまで決めることができ、家作りを考える上で家族の未来について考えたり話し合ったりするきっかけにもなるのが素敵なところだなと感じました。

子育て世代では、子どもが小さいときから大きくなるまでを過ごす家で、自分が将来老後を過ごす家にもなるので、先のことをいろいろと考えて家作りだけでなく家族のライフスタイルなども幅広く考えていけるきっかけ作りになるなと感じました。