生活動線を考えた家にしましょう
住宅づくりでは、どのようなことを考えるべきであるのか、というのは本当に様々な要素があるのです。特に言えるのが生活動線をよく考えて配置を決めるということです。そうしたことを意識して間取りを決めるということがとても大事な要素となります。
大きな家でも生活動線がめちゃくちゃですとすごく移動しにくい、生活がしにくい、ということがあったりします。逆に狭い家でも生活動線を意識した間取りにするとかなり住みやすい環境にできます。
また、 空調関係もそうです。特に言えるのが 風の流れというのをよくよく考えて作るようにするということも重要です。これは換気のための窓の位置とかも影響してくることになりますので生活動線とともに、風の流れを意識しましょう。どちらからよく風が吹いてくる地域であるのか、ということを考えて決めることです。
間取りは非常に重要なものでとにかく広く作ろうと考えてしまうことも多いのです。 部屋の数を増やすということでは家の内側にある壁の数が増えるということになり、これが耐震性にも影響があったりします。より耐震性を高めたいというのであれば 極端に広く空間の多い家にするのではなく、細かく壁や柱を入れるということにしましょう。基本的に内側に支えるところが増えれば増えるほどよいです。
しかし、そうなると広さが確保しにくい、ということもあり、家というのはどうしてもあちらを立てればこちらが立たず、ということになります。どのようにバランスをとるのか、ということが悩ましいところではありますが、だからこそ考えどころでもあるのです。上手くいけば相当に住みやすい家となってくれることでしょう。広さを確保してから、生活動線を考えて壁の位置なんかを決めることにしましょう。そうすれば失敗することはなくなるでしょう。部屋の中での移動、というのをよく考えることです。